コーキングの養生、プライマー90を塗布後、充填【施工日記】佐賀市川副M様邸 5月7日
2022.08.06
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市川副M様邸の5月7日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、コーキングを行いました。
施工の様子
はじめに、コーキングの打ち替えを行うために養生を行いました。
次に、プライマー(下塗り剤)を塗布しました。
この工程を行うことで、コーキングと外壁の密着性を高めます。
使用したプライマー材は、プライマー90です。
1成分形変成シリコン系シーリング材で、シーリング材「ハイフレックス SD-1C」専用のプライマーです。
アルミやステンレスなどの金属素地から、モルタルやサイディングボードまで、幅広い下地に対応しています。
次に、コーキング材の充填を行いました。
最後に、コーキング材をへらでならしました。
外壁コーキングの寿命や劣化チェックポイント
コーキング剤のヒビや肉痩せ
コーキング材が正常な状態の場合、外壁材の面と段差がほとんどなく、これがベストな状態です。
コーキング剤の初期劣化症状には、「肉痩せ」と「ヒビ割れ」があります。
「肉痩せ」とは、コーキングの部分がへこんでしまって溝のようになってくる状態のことです。
さらに劣化が進むと、コーキングの表面に細かいヒビが入ってきます。これが「ヒビ割れ」です。
「肉痩せ」や「ヒビ割れ」を見つけたら、念のために専門の業者に点検してもらいましょう。
劣化の程度によってはしばらく様子をみようとなる場合もあります。
外壁との隙間
外壁コーキングの劣化がもう少し進むと、外壁材とコーキング剤の間に隙間ができます。
原因としては、主に2つのことが考えられます。
ひとつは、プライマーの施工不良によるものです。
プライマーとは下塗り材のことですが、その塗り忘れや塗りムラが原因となるのです。
打ち換えのタイミングでプライマーを入れる対策が必要となります。
もうひとつは、3面接着で施工していたため、外壁材の動きにコーキングが連動できなかったことによるものです。
3面接着とは、コーキングを行う溝の3面に接着する方法のことです。
コーキング剤は外壁材のわずかな動きに連動する必要があるため、2面接着が正しい施工法になります。
対策としては、打ち換えのタイミングでコーキング剤が接着しないボンドブレーカーというテープを奥の面に貼ることで、3面接着から2面接着にする方法があります。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市川副M様邸のコーキングを紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。