スレート屋根の中塗り後、色褪せ・劣化した雨樋を塗装【施工日記】佐賀市開成O様邸 4月13日
2022.07.03
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市開成O様邸の4月13日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、スレート屋根の中塗り後、色褪せ・劣化した雨樋を塗装を行いました。
施工の様子
まずは下の写真のように、スレート屋根の下塗りを行います。
次に、中塗りを行います。
通常、中塗りと上塗りはお客様の希望する塗料の色に合わせて塗装していきます。
次に、外壁の上塗りを行います。
外壁のデザインを活かしたクリア(クリヤー)塗装です。
次に、幕板の塗装を行います。
幕板は、通常2回塗りを行います。
これが1回目の塗装です。
乾燥させた後、2回目の塗装を行います。
次に、雨樋の塗装を行います。
雨樋も幕板と同様に、2回塗りを行います。
今回の雨樋は、経年劣化によって色褪せが見られます。
そのほかにも、雨樋にはいくつか劣化症状があります。
雨樋の故障の原因と対策法
傾斜がずれている
一つ目は、雨樋の傾斜がずれてしまっていることです。
実は、雨樋は完全な水平ではありません。
雨樋に溜まった水が集水器に集まれるように、10mあたり3〜5cmの勾配をつけています。
この傾斜がなくなると、集水器に水が溜まらなかったり、逆に傾斜がつきすぎていると、集水器に水が流れすぎて排水が間に合わなかったりしてしまいます。
傾斜のずれは樋受け金具(上写真参照)の歪みが原因であることがほとんどであるため、対策としては樋受け金具の歪みを修正する作業が必要になります。
この修正作業は力加減が難しいため、ご自分でするのはお勧めいたしません。
専門業者に依頼されることをお勧めします。
経年劣化
二つ目は、経年劣化です。
雨樋の耐久年数は15年〜25年前後です。これくらいの年数が経ってくると、金具のサビや釘の外れ、カビやコケの発生などが生じてきます。これらの劣化症状が見られると、交換や塗装の時期になります。
しかし、費用を安く抑えるという観点でいくと、外壁塗装と同じタイミングで雨樋も塗装を行うことをお勧めします。
なぜなら、外壁塗装と雨樋の交換や塗装を別々で行うと、足場代や人件費が2倍かかってしまうからです。
二つを同時に行えば、これらの費用を節約することができます。
雪・風・台風
3つ目は、雪や風、台風による被害です。
佐賀では特に、台風による被害が起こりやすいと思います。
実は雨樋の被害は、1階よりも2階の方が起こりやすいです。
これは対策の取りようがないため、これらの自然災害が起こった後は、雨樋の故障が生じていないかこまめにチェックすることをお勧めします。
【関連記事】
雨樋の補修・修理って必要なの?役割や補修の費用相場、費用を安く抑える方法について解説!
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市開成O様邸のスレート屋根の中塗り後、色褪せ・劣化した雨樋を塗装を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。