NT水性カチオンプライマーでスレート屋根の下塗り【施工日記】佐賀市開成O様邸 4月10日
2022.06.30
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市開成O様邸の4月10日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、NT水性カチオンプライマーでスレート屋根の下塗りを行いました。
施工の様子
まずは下の写真のように、スレート屋根の下塗りを行います。
屋根は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行います。
使用した下塗り材は、NT水性カチオンプライマーです。
スレート屋根用の塗り替え材で、匂いを抑えた塗料となっています。
スレート屋根の種類
スレート屋根には、大きく分けて「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類があります。
ここからは、それぞれの特徴を説明していきます。
一つ目は、天然スレートです。
天然の粘板岩(ねんばんがん)を板状に薄く加工した屋根材のことを指します。
自然な風合いや高い技術で作られる品質の高さから、高級感のある屋根材として知られています。
日本では東京駅の屋根に使用されています。
海外ではお城や寺院にもよく使われていますが、天然石を使用していることから価格が高く、一般の住宅ではあまり使われません。
二つ目は、化粧スレートです。
化粧スレートは、セメントに繊維状の素材を混ぜて薄い板状に加工したものです。
安定した品質や作業性の高さ、費用が抑えられることなどから、住宅の屋根材として一般的に使用されています。
化粧スレートは、繊維の種類によってさらに2種類に分けられます。
一つ目は、石綿(アスベスト)スレートです。
これは、セメントに石綿(アスベスト)を混ぜたスレート屋根のことを指します。
2006年(平成18年)に、健康被害が懸念されることから、重量の0.1%を超えて石綿を含んでいる物の使用や製造、提供などの行為はすべて禁止となりました。
そのため、2006年(平成18年)以前に建てられた家には、石綿(アスベスト)が使われている可能性があります。
二つ目は、無石綿(ノンアスベスト)スレートです。
石綿を含んだものの使用や製造、提供が禁止された2006年(平成18年)以降のもので、現在最も主流になっているものです。
パルプなどの、石綿以外の繊維とセメントを混ぜたスレート屋根になります。
こちらの方は、波型や平型などの種類があり、デザインやカラーの種類も豊富であることが特徴です。
【関連記事】
スレート屋根(スレート瓦)とは?種類やメリット・デメリット、メンテナンスの周期と費用について解説。
次に、コーキングの充填を行います。
まずは、コーキングの養生を行います。
外壁部分にコーキングが付着して固まらないように、ずれのないように貼る必要があります。
次に、プライマーを塗布していきます。
この工程を省くと、せっかくコーキングを充填しても密着力が足りないため、剥がれやすくなってしまいます。
次に、コーキングを充填していきます。
最後に、充填したコーキングを均一に均します。
これで本日のコーキングの作業は終了です。
次に、外壁の中塗りを行います。
最後に、上塗りを行います。
3かい塗りを行うことで塗膜おなつみを作り、耐久力を伸ばします。
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市開成O様邸のNT水性カチオンプライマーでスレート屋根の下塗りを紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。