【屋根塗装】屋根の種類と工事の流れ・費用について解説!
2022.05.30
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店、「サニー建設商事」です。
YouTubeで動画を更新したのでお知らせです。
現在毎週木曜日と土曜日に更新中です。
動画の概要
今回は屋根の種類と塗装のタイミング、工事の流れや費用について紹介していきます。
「屋根塗装を検討しているけど、いまいちよく分からない」という方は、この動画を見れば屋根塗装の基本的な部分を抑えられると思いますので、ぜひご覧ください。
屋根の種類
屋根にはいくつか種類があり、その種類によっては塗装が不要なものもあります。
まず、現在主流なのがスレート屋根です。
スレートとは薄い板状に加工された建築材のことです。
天然石を使用した天然スレートとセメントに繊維材料を混合して作られた化粧スレートの2種類がありますが、スレート屋根に使用されるのは化粧スレートがほとんどです。
軽量のため耐震性に優れており、現在、住宅の屋根で最も多く使われている素材です。
スレート屋根の場合、スレート材自体には防水性がなく、徐々に塗装された表面の防水性が落ちてきますので、新築から10年を目安に塗り替えると良いと思います。
次に日本瓦・洋瓦です。
こちらは粘土を使った焼き物の瓦です。
耐久性が高く、そもそも表面に塗料処理がされていないため、塗装のメンテナンスは必要ありません。
破損した場合は1枚単位で交換が可能です。
続いてセメント瓦です。
こちらは粘度ではなく、セメントと砂を原料とした瓦です。
防水性が塗装に依存しているため、定期的な塗装メンテナンスが必要となります。
触ると粉が手につくチョーキング現象や、退色・変色などが見られたら、塗膜の劣化が進行しているサインです。
次にトタン屋根です。
トタン屋根は、亜鉛めっき鋼板を使用した屋根のことを指します。
ベースが金属なので、塗装が必要な素材です。
サビが発生しやすいため、サビを取り除くケレン作業をしっかり行ってから塗装します。
最後にガルバリウム鋼板屋根です。
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板です。
同じ金属屋根でもトタン屋根よりも錆びにくく、耐久性が高いのが特長です。
とはいえ、メンテナンスフリーというわけではなく、劣化は進行していきます。
約15年を目安に塗装を行いましょう。
工事の流れ
基本的には外壁塗装と同じ流れになります。
まず足場を設置し、塗料の飛散を防ぐための養生を行います。
足場設置と養生が完了したら、屋根を高圧洗浄で綺麗にしていきます。
その後下地処理でサビや旧塗膜などの汚れをしっかり落として、下塗り、中塗り、上塗りをするという流れです。
またスレート屋根の場合は「縁切り」という工程があります。
スレート材とスレート材の間の重なりには隙間があり、屋根材の下に入り込んでしまった雨水が流れ出るようになっています。
しかし、塗装をするとその隙間が塗料で埋まってしまいます。
そうすると入り込んだ雨水を排出することができずに、雨漏りの原因となってしまいます。
それを防ぐために、カッターなどで隙間を塞いでいる塗膜を切るのが縁切りという作業です。
これらの作業が終わったら、足場、養生を回収して終わりになります。
日程が順調に進めば2週間ほどで終わります。
屋根塗装の費用
屋根のみの塗装であれば、面積や塗料によっても変わってきますがだいたい30から60万円の間くらいが相場になっています。
しかし屋根だけの塗装を行うと、外壁とのズレが生じてしまいます。
そうなると、また外壁だけの塗装をしないといけなくなり、足場代などが余計にかかってしまう事になります。
ですので、外壁塗装も数年後にやる予定であれば、同時にやってしまうのがおすすめです。
そうすれば一回分の足場代で工事をする事が可能です。
ぜひご覧ください!
実際の動画