現地調査に行ってきました! 佐賀市川副町M様邸の劣化状況を説明
2022.06.07
はじめに
こんにちは、佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
今回は、佐賀県佐賀市川副M様邸の現地調査に行ってきましたので、その様子をご紹介いたします。
外壁の劣化状況
今回診断させていただいた外壁は、モルタル壁です。
下の写真では、黒ずみが見られます。
モルタル壁のデメリットとして、苔やカビ、汚れなどが付着しやすいことが挙げられます。
理由は単純で、外壁面がざらざらしているためです。
苔やカビは日光が当たりづらいところや湿気がある環境を好みます。
モルタル壁はざらざらしていることから水分が蒸発しづらく、その分湿気を含みやすくなり、苔やカビ・汚れといったものが付着しやすくなるのです。
モルタル壁は衝撃の緩衝材となるコーキングがないため、クラック(ひび割れ)が起こりやすくなります。
原因としては、経年劣化の場合や、乾燥する過程で膨張と収縮を繰り返す場合、地震や地盤沈下の場合などがあります。
モニエル瓦の劣化状況
今回の屋根は、モニエル瓦でした。
下の写真を見ると、塗料の経年劣化や、劣化箇所から塗膜内部に雨水が侵入して湿気が溜まっていることなどにより、塗膜の剥がれが見られます。
下の写真を見ると、塗膜の劣化により防水効果が切れ、屋根材が水を吸い込むようになっています。
それにより、湿気のある環境を好む苔の繁殖が見られます。
この劣化を放置したままにしていると、屋根が湿ったままになりやすくなり、収縮と膨張を繰り返すことで劣化を早めます。
解消案としては、高圧水洗浄による下地処理、塗装を行うことで解消します。
雨樋の劣化
下の2枚の写真を見ると、コケによる劣化が見られます。
コケ・カビが発生しやすい1番の原因は、湿気がある環境であることです。
日当たりが悪かったり、風通しが悪い環境などにあるお宅は注意が必要です。
上段で解説したように、カビやコケが繁殖するには十分な要因です。
「湿気のある環境」にあるお宅の人は注意が必要です。
雨戸の劣化
下の写真を見ると、塗膜が剥がれた部分に雨水が直接触れるようになり、腐食(サビ)の発生が見受けられます。
このまま放置してしまうと、交換が必要になります。
解消案は、ケレンによる下地処理をし、サビ止め塗装を行うことで解消します。
板金部
下の2枚の写真を見ると、塗膜が剥がれた部分に雨水が直接触れるようになり、腐食(サビ)が発生しています。
このまま放置していると、錆びた部分が腐食することで素材そのものが弱体化し、交換が必要になります。
解消案は、下地処理をし、サビ止め塗装を行うことで解消します。
腐食がひどい箇所は交換することをお勧め致します。
軒下天井
下の写真を見ると、屋根の不具合等により雨漏りの跡が見られます。内部まで劣化・腐食が進んでいる可能性があります。
原因としては、軒天の塗膜が劣化して耐水性が低下したことや、屋根の一部などから浸水して、軒天にそのシミが表れているというケースがあります。
屋根からの浸水の場合、室内の雨漏りにつながる危険性もあるため、早急な対処をすることをお勧めいたします。
解消方法は、部分ボード張替、もしくは塗装にて解消致します。
手すりの劣化
下の写真を見ると、塗装の色落ち(チョーキング)と錆が見受けられます。
チョーキングとは、手すりを触ると白い粉がつくことで、白亜化現象とも呼ばれます。
これらの劣化を放置すると、さらに塗膜が劣化して塗膜の剥がれにつながる可能性があります。
このように、チョーキングや色褪せが見られる場合、それは劣化のサインです。
軽度の錆であれば塗装でカバーできますが、サビの程度が酷くなってくると交換の必要性がでてきます。
現地調査の依頼はサニー建設商事まで
今回は、佐賀県佐賀市川副町M様邸の劣化の状況をご紹介しました。
ここまで説明してきた劣化状況を、塗装をすることで解消していきます。
弊社では、現地調査による外壁診断を無料でおこなっております。
劣化が気になる方は、ぜひご連絡ください。
以上、サニー建設商事でした。