外壁コーキングの撤去と、窓サッシ周りのコーキングの養生【施工日記】佐賀市本庄町U様邸 3月19日
2022.05.19
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市本庄町U様邸の3月19日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、外壁コーキングの撤去と、窓サッシ周りのコーキングの養生を行いました。
施工の様子
まずは、コーキングの養生を行います。
次に、コーキングの撤去を行います。
窓サッシ周りのコーキング
コーキングは基本的に打ち替えを行いますが、窓サッシ周りのコーキングは打ちましを行います。
サッシ周りは、コーキングを撤去すると中の防水シートを痛める可能性があるためです。
そのため、既存のコーキングは撤去せずに、上から新しいコーキングを充填します。
コーキング材の種類
コーキングは、成分形と基材によって種類が分かれます。
まずは、成分形についてです。
コーキング材には、1液型(1成分形)と2液型(2成分形)の二つがあります。
まずは、1液型(1成分形)についてです。
1液型(1成分形)は、空気に触れると自然と固まっていくもので、そのまま充填できるタイプのコーキング材です。
そのため、固めるための添加剤を加える必要がありません。
1本ずつカートリッジタイプで販売されているため、一般の方でも使いやすいことが特徴です。
小面積の補修に対して使われることが多く、料金は2液型よりも少し高くなります。
次に、2液型(2成分形)についてです。
2液型(2成分形)は、それ単体では使うことができないもので、「硬化剤」を入れることで使えるようになります。
混ぜる分量やきちんと混ぜる必要があるなど、専門技術や専門知識を必要とするためプロ仕様のコーキング材になります。
これは大きな面積で使うことが多く、カートリッジタイプのものは販売されていません。
また、料金も1液型(1成分形)に比べて安くなります。
次は、基材についてです。
基材とは、コーキングの元となる材料のことです。
コーキングの基材は4つに分けられます。
一つ目は、シリコン系です。
シリコン系は、キッチンや浴槽などの水回りでよく使われるコーキング材です。
上から塗装による保護ができず、塗装をしても塗膜がすぐに剥がれてしまうため、コーキングの後に塗装をしたい場合は、シリコン系はお勧めしません。
価格は非常に安く、耐候性や耐久性、耐水性などにおいて優れています。
二つ目は、変成シリコン系です。
シリコン系のコーキングに比べると耐久性は少し劣りますが、非汚染性に秀でており、シリコン系とは違ってコーキングの上から塗装をすることができます。
また、耐候性が高いことなどからも、屋根や外壁のコーキングに広く使われています。
サイディング外壁やALC外壁には最も多く使用されています。
三つ目は、ウレタン系です。
ウレタン系のコーキングも、変成シリコンと同じく上から塗装をすることができます。
弾力性や耐久性に優れていますが、紫外線に弱ため、必ず上から塗装をする必要があります。
コンクリートのひび割れ補修などに使われています。
四つ目は、アクリル系です。
アクリル系も上から塗装をすることができますし、水性系であることから湿った場所でも使いやすいです。
ただし、他のコーキング材に比べて耐久性が低く、硬化した際に肉痩せをしやすいというデメリットがあります。
つまり、外壁塗装のコーキングは変成シリコンの種類が多いということになります。
【関連記事】
コーキング(シーリング)とは?寿命や費用、種類などについて解説!
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市本庄町U様邸の外壁コーキングの撤去と、窓サッシ周りのコーキングの養生の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。