鼻隠や木部、雨樋、雨戸などの付帯部の塗装【施工日記】佐賀市朝日町N様邸 3月7日
2022.05.01
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市朝日町N様邸の3月7日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、鼻隠や木部、雨樋、雨戸などの付帯部の塗装を行いました。
施工の様子
まずは、鼻隠の塗装を行います。
鼻隠の役割
鼻隠の役割は3つあります。
一つ目は、垂木を隠して見栄えをよくすることです。
垂木とは、屋根板を支えるために棟から軒に渡した木のことです。
この切り口がそのまま外に出ていると、見栄えが良くありません。
そのため、鼻隠で切り口を隠しているのです。
また、この垂木の切り口は水分を吸収しやすくなっています。
鼻隠がない状態だと、切り口が外気に直接晒されることになり、腐食が早まってしまったり、内部に雨水が侵入して雨漏りにつながったりしてしまいます。
それを防ぐために、鼻隠で垂木の切り口を全て覆うことで、腐食を防いでいるのです。
二つ目は、雨樋を取り付けるための下地となることです。
この写真を見てもらえればわかるとおり、雨樋は鼻隠に取り付けられた支持金具によって支えられています。
このように、鼻隠があるおかげで雨樋を取り付けることができるのです。
三つ目は、屋根の耐風性を上げることです。
屋根はその構造上、上から吹き付けられる風には強い一方で、下から吹き付ける風には弱いという性質を持っています。
鼻隠で風の方向を分散させることで、屋根の強度を上げているのです。
関連記事:鼻隠とは?役割や材料、劣化症状別の施工方法について解説。
次に、木部の塗装を行います。
防腐剤を用いて、木が腐らないようにしっかりと塗装します。
今回木部に使用した塗料は、キシラデコールです。
次に、雨樋のケレンを行います。
研磨ロンを使って磨くことで、汚れを落としたり、あえて凹凸をつけることで塗料との密着力を高めたりします。
そして、塗装を行います。
雨樋の役割
雨樋の役割は2つあります。
1つ目は、外壁の老朽化を防ぐことです。
もし雨樋がなかったら、屋根に降った雨水は外壁を伝って地面に流れていきます。
湿気は、外壁の耐久性を落とす原因となる環境です。
なぜなら、湿気があれば苔やカビが繁殖し、アレルギーの発生につながる危険性や、クラックがある場合はそこから雨水が侵入して雨漏りに繋がる危険性があるからです。
雨樋があることによって外壁に雨水が伝うことなく排水口まで流れることができ、外壁の老朽化を防いでくれているのです。
2つ目は、住宅の基礎部分の老朽化を防ぐことです。
最初にも述べた通り、雨樋を伝った水は排水口に流れていき、最終的には道路の側溝に流れたり雨水ますに溜まったりします。
これらの雨水が長い間地面に流れると、お家の基盤となる部分が老朽化してしまう危険性があります。
雨樋があることで、雨水はおうちに影響を与えない場所に流れていくのです。
関連記事:雨樋の補修・修理って必要なの?役割や補修の費用相場、費用を安く抑える方法について解説!
次に、板金部のケレンを行います。
ケレンの重要性は先ほど述べた通りです。
次に、塗装を行います。
ローラーを使って丁寧に塗っていきます。
今回の作業はこれで終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、朝日町N様邸の窯業系サイディングにクリヤー塗装し、鼻隠を塗装の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。