軒下天井を塗装し、外壁の下塗り、雨樋のケレン【施工日記】佐賀市朝日町N様邸 2月23日
2022.04.22
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市朝日町N様邸の2月23日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、軒下天井を塗装し、外壁の下塗り、雨樋のケレンを行いました。
軒下天井の劣化症状
今回施工させていただいたのは軒下天井です。
今回施工させていただいた軒下天井の種類は、ケイカル板(けい酸カルシウム板)で、現在最もよく使われている軒下天井の素材です。
少し昔のケイカル板にはアスベスト(※)が含まれている可能性があったり、カラーベニヤに比べると料金は少し高かったりするというデメリットはありますが、耐火性や耐水性、断熱性に優れていたり、デザイン性やカラーバリエーションに富んでいるというメリットがあるため、近年では最もよく使われています。
※アスベスト・・・天然に産する繊維状けい酸塩鉱物。肺線維症や悪性中皮腫を引き起こすと言われている。
軒下天井(軒天)の塗装は何回塗り?
「軒下天井の塗装は何回なの?」ということをよく聞かれます。
軒下天井の塗装は、通常2回塗りです。
ただし、劣化の程度が激しく、2回塗りでは対応しきれない場合は3回塗りを行います。
軒下天井(軒天)の塗装はいくら?
軒下天井の塗装の費用相場は、およそ5万円〜15万円です。
ただし、軒下天井の塗装だけを行うとなると、そのために足場を設置する必要があるため、追加で15万円〜20万円ほどかかります。
多くの場合、外壁塗装や屋根塗装と一緒に行うことで費用を抑えるのが一般的です。
外壁の劣化症状
今回施工させていただいたのは、窯業系サイディングという外壁材でした。
上の写真を見てもらうと、外壁が汚れているのが分かります。
これは、見栄えが良くないのはもちろん、防水機能の劣化を示すサインでもあります。
このまま放置すると、さらに防水機能が低下して、塗膜の剥がれや色褪せといった他の劣化症状を併発する可能性があります。
そのため、塗装によって再び防水機能を取り戻します。
雨樋の劣化症状
今回施工させていただいたのは、雨樋です。
雨樋に苔が生えているのがわかると思います。
苔は、湿気のある場所に好んで生息し、繁殖します。
このまま放置すると、雨樋が水分を含んだ状態が続いてしまい、さらに劣化を進めてしまいます。
そのため、塗装によって解消します。
施工の様子
本日は、軒下天井を塗装し、外壁の下塗り、雨樋のケレンを行いました。
まずは、軒下天井の塗装を行います。
このように、2回塗りを行うことで防水機能を取り戻します。
今回使用した塗料は、下の写真の右側の、「アレスセラマイルド」です。
塗料三大メーカーの一つである関西ペイントの軒下天井用塗料で、防カビ性・防藻性・速乾性などの特長を持っています。
次に、雨樋のケレンを行います。
このように、ケレンを行うことで汚れを落としたり、わざと凹凸をつけることで塗料との密着性を高めたりします。
次に、外壁の下塗りを行います。
使用した塗料は、上の写真の「アレスポリマーレジン」です。
こちらも、塗料三大メーカーの一つである関西ペイントの窯業系サイディング用塗料で、弱溶剤1液型ウレタン樹脂系フィラー(下塗り材)です。
防水性能や低臭気による作業性、冬季の施工性などの特長があります。
最後に、窓に塗料が付着しないように、マスカー(マスキングテープとビニールがセットになったもの)で窓を覆います。
おわりに
今回は、朝日町N様邸の軒下天井を塗装し、外壁の下塗り、雨樋のケレンの様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。