【外壁塗装】塗料の匂い大丈夫?体調崩したりしない?
2022.04.18
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店、「サニー建設商事」です。
YouTubeで動画を更新したのでお知らせです。
現在毎週木曜日と土曜日に更新中です。
塗料の匂いは大丈夫?
今回は、「塗料の匂いはきついですか?」というご質問をいただいたので、それについてご説明します。
塗料はシンナーの臭いがします。
塗料の匂いで体調を崩されるという方は、ごく稀にいらっしゃいますが、ほとんどいません。
ただし、匂いに敏感な方や小さなお子様だと、気分が悪くなることがあります。
では、匂いに敏感な方は我慢をしないといけないのか、というとそうではありません。
匂いに敏感な方におすすめの塗料
工事中の塗料の臭いが心配だという方は、水性塗料がおすすめです。
塗料には、溶剤塗料(油性塗料)と水性塗料の2種類があります。
溶剤塗料は水性塗料に比べてシンナーが多く含まれているため、臭いが強いのが特徴です。
それに対して水性塗料は、溶剤塗料に比べて含まれるシンナーの量が少なくなるため、かなり臭いを抑えることができます。
一般的には、水性塗料よりも溶剤塗料の方が持ちがいいと言われていますが、水性塗料でも十分持ちます。
そのため、臭いが気になる方にはおすすめです。
塗料の匂いの目安
また、塗料にはJIS(日本工業規格)、JAS(日本農林規格)によって、臭いの元となる物質の一つである「ホルムアルデヒド」の発散量によって目安となる等級が決められています。
等級は以下のようになっています。
引用元:https://www.jpma.jp/product/law.html
発散量が最も少ない「F☆☆☆☆」はそれだけ臭いも少なくなります。
「塗料のもちも欲しいし、臭いも抑えたい」という方は、溶剤塗料の中にもF☆☆☆☆のものはあるので、そのような塗料を使われるといいと思います。
ちなみに、水性塗料はほとんどがF☆☆☆☆なので、水性塗料を選ぶ際はこの等級はあまり気にする必要はありません。
他の臭いを感じにくくする方法としては、こまめな換気であったり、できるだけ他の場所に外出しておくなどの方法もあります。
ですので、あまり臭いに関して心配しすぎることはないかと思います。