外壁や窓サッシのコーキング【施工日記】佐賀市朝日町N様邸 2月17日
2022.04.17
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市朝日町N様邸の2月17日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、外壁や窓サッシのコーキングを行いました。
コーキングの劣化症状
今回施工させていただいたのはコーキングです。
上の写真のコーキングは、見た目が黒ずんでいます。
これは、ブリード現象と呼ばれるものです。
ブリード現象とは
ブリード現象とは、コーキング剤に含まれる、可塑剤が滲み出ることで、汚れが付着して黒く反応してしまう現象のことです。
可塑剤とは、シーリングのゴム状の性質の元となる、柔らかく形を変えやすい物質のことです。
また、上の写真を見ると、外壁との間に隙間が空いています。
この隙間を放置すると、雨水の侵入につながるため、早めに対処を行う必要があります。
外壁のコーキングはなんのためにある?
コーキングの役割は2つあります。
1つ目は、防水機能です。
サイディングボードやALC外壁の隙間などを埋めるためにコーキング材を詰めます。
コーキング材がないと隙間から雨水などが入り込んでしまうことになります。
すると、外壁の内部が腐食したり、雨漏りが起きたりしてしまいます。
これらを避けるためにもコーキングは必須となります。
2つ目は、衝撃の吸収です。
コーキング材は、実は柔らかく弾性があります。
この柔軟性で地震などの揺れで外壁にかかる力を軽減させて、外壁のひび割れなどを防いでくれるのです。
「いや、全然柔らかくないじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
確かに柔らかくない状態のコーキングもありますが、それはコーキングが劣化してしまっているからです。
施工の様子
本日は、外壁や窓サッシのコーキングを行いました。
まずは、コーキングの養生を行います。
こうすることで、コーキングが外壁部分に付着するのを防ぐことができます。
次に、既存の古いコーキングをカッターで除去していきます。
次に、プライマーを塗布します。
これを塗布することで、コーキングとの密着力を高めます。
その後に、コーキングの充填をおこないます。
最後に、充填したコーキングをヘラでならしていきます。
おわりに
今回は、朝日町N様邸の外壁や窓サッシのコーキングを紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。