車庫の折板トタン屋根の中塗りと屋根水切、玄関ドア、木部の塗装 佐賀市東与賀町J様邸 2月10日
2022.03.25
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市東与賀町J様邸の2月10日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、車庫の折板トタン屋根の中塗りと屋根水切、玄関ドア、木部の塗装を行いました。
トタン屋根の劣化症状
今回施工させていただいたのは、トタン屋根という部分です。
トタン屋根の種類
トタン屋根は、以下の3つの種類に分けられます。
1.波板トタン屋根
2.瓦棒葺きトタン屋根
3.折板トタン屋根
今回はその中でも、折板トタン屋根と呼ばれる種類でした。
形の特徴としては、波板トタン屋根よりも鉄板を大きく折り曲げたもので、台形が規則正しく連なっていることが挙げられます。
鋼板を加工したもので、昔の鋼板にはトタンと呼ばれる亜鉛めっき鋼板が使われていましたが、現在ではガルバリウム鋼板が主流となっています。
勾配のない屋根に使うことができるのが特徴で、工場や倉庫、体育館などの大きな施設に使われていることが多いです。
トタン屋根のポイントは、
材料費や施工費が安いことがメリットだが、錆びやすく、断熱性が低いことがデメリット
という点です。
屋根水切の劣化症状
今回施工させていただいたのは、屋根水切という部分です。
屋根水切とは
そもそも水切りとは、雨水の建物内への侵入を防ぐために設置する板金のことを言います。
外壁と基礎部分の間に用いられたり、屋根部分に用いられたりします。
屋根に用いる場合は、屋根と外壁の取り合い部分や軒先、屋根の接合部分などに取り付けるのが一般的です。
屋根水切の役割
屋根水切の役割は、外壁部分と屋根部分の隙間に雨が当たって侵入するのを防ぐことです。
本来、外壁部分と屋根部分の間には小さな隙間があります。
水切りがなければ、外壁を流れた雨水などが外壁と屋根の隙間に侵入してしまい、内部の腐食によるシロアリの発生や雨漏りなどにつながってしまいます。
上の画像の水切りなしの例を見てみるとわかるとおり、水は外壁の下部分に溜まりやすくなっています。
そのため、水切りがない状態だと、水が溜まって劣化が早くなってしまいます。
つまり、
屋根水切は隙間からの雨水の侵入を防ぐ役割で、定期的な塗装が必要
ということになります。
玄関ドアの劣化症状
今回施工させていただいたのは、金属製の玄関ドアです。
玄関ドアは大きく分けて木製と金属製に分かれており、細かい分類は以下の表のようになっています。
金属製の玄関ドアのポイントは、豊富なデザインで耐久性に優れている一方で、断熱性が低いというデメリットがあるということです。
木部の劣化症状
下の写真は、木部の劣化の様子です。
木材には、湿度に応じて湿気を吸収・放出したり、収縮したりする調湿機能があります。
加えて紫外線によっての劣化もあり、塗膜が剥がれやすい傾向があります。
この劣化を放置すると腐食や雨漏りの原因となるため、木部は定期的に防腐剤を塗るなどのメンテナンスを行う必要があります。
施工の様子
本日は、車庫の折板トタン屋根の中塗りと屋根水切、玄関ドア、木部の塗装を行いました。
こちらが、車庫の折板トタン屋根の中塗りの様子です。
錆止め塗装をしたのちにこのような塗装を行うことで、耐久性を伸ばすことができます。
次に、屋根水切の塗装を行います。
これが2回目の塗装になります。
このように2回塗りを行うことで、耐久年数を伸ばすことができます。
次に、玄関ドアの塗装を行います。
塗膜の剥がれが塗装によって修繕されました。
最後に、細かな木部を塗装します。
細かい部分はローラーでは塗れないため、刷毛を使って塗装します。
細かい部分まで、しっかりと塗装を行いました!
おわりに
今回は、東与賀町J様邸の車庫の折板トタン屋根の錆止め塗装と木部の塗装を紹介しました。
外壁や屋根の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。