金属製(板金製)の軒下天井をケレンにより下地処理、塗装 佐賀市東与賀町J様邸 1月29日
2022.03.09
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市東与賀町J様邸の1月29日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、軒下天井(軒天)のケレンによる下地処理、塗装を行いました。
軒下天井(軒天)の劣化症状
今回施工させていただいたJ様邸の軒下天井(軒天)は、金属系(板金系)の素材でした。
軒天の素材の種類は、大きく分けて5種類あります。
1.合板・ベニヤ板
2.ケイカル板(けい酸カルシウム板)
3.金属(スパンドレル)
4.エクセルボード
5.フレキシブルボード
今回は、この中でも合板・ベニヤ板と呼ばれる素材の軒天でした。
ちなみに、最も一般的な軒天の素材はケイカル板(けい酸カルシウム板)です。
軒天には、延焼を防ぐ役割のほか、外壁に雨や日光が直接あたりにくくすることで、外壁の美観を保ったり、雨水の侵入による雨漏りを防いだりする役割があります。
施工内容
本日は、軒下天井(軒天)のケレンによる下地処理、塗装を行いました。
こちらが、ケレンの様子です。
上の写真のように、「研磨ロン」「サンドパット」「マジックロン」などと呼ばれる道具を使って、板金製の軒天についた錆びなどの汚れを落としていきます。
これをせずに塗装をすると、古い汚れが付着したままになるため、密着力が弱まり、塗膜がすぐに剥がれてしまいます。
次に、塗装を行います。
軒天は、基本的には2回塗りを行います。
ただし、劣化の状態がひどい場合には3回塗りを行います。
軒天を施工する際の注意点として、高圧洗浄を行わないということがあります。
これは、近年最も一般的に使われているケイカル板(けい酸カルシウム板)の素材の軒天において特に当てはまります。
理由は、軒天には換気性を高めるために小さな穴が空いているからです。
ここに高圧洗浄をしてしまうと、おうちの内部に水が入り込んで内部の腐食や雨漏りの原因になってしまいます。
おわりに
今回は、東与賀町J様邸の軒下天井(軒天)のケレンによる下地処理、塗装の様子を紹介しました。
外壁や屋根の劣化が気になっている方は、ぜひサニー建設商事までお問い合わせください。