【外壁塗装】中塗りと上塗りが同じ色なのは手抜き?yahoo知恵袋の気になる質問に塗装屋が答えます#2
2022.01.24
Contents
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店、「サニー建設商事」です。
YouTubeで動画を更新したのでお知らせです。
現在毎週木曜日と土曜日に更新中です。
動画の概要
今回は、Yahoo!知恵袋に来ていた気になる質問に回答していく動画になります。
↓↓合わせてみたい動画↓↓
質問の内容
以下のような質問が来ていました(要約)。
外壁塗装で、中塗りと上塗りの色が違うのは問題ないのか教えてください。
上部が薄いベージュ系、下部が濃いベージュ系のツートンカラーで外壁塗装します。中塗りの様子を見ると、上部は予定通りの薄いベージュでしたが下部も薄いベージュで途中まで塗っていました。
職人さんに聞いたところ、「上部に塗った塗料が余ったから家の裏の壁の下部も塗りました。同じ製品だし、上に塗るのが濃い色だから問題ない」との事でした。
在庫品で余っていたものを使いまわしたとかではなく、単純に上部の塗料が少し余ったから下部にも塗ったと言うことです。同じ製品であるが、色違いを塗るのは大丈夫なのでしょうか?
余程の問題がないのなら構わないと思っています。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13253541838
結論としては、問題ありません!
業者によっては、同じ色で塗るところもあれば、違う色で塗るところもあります。
違う色で塗る業者は、あえて違う色で塗ることで塗った場所を分かりやすくして、塗り残しを防ぐようにしています。
同じ色で塗る業者は、色褪せたときに中塗りの色が目立たないように塗っています。
ちなみに、弊社は同じ色で塗っています。
ベストアンサーの内容
ベストアンサーによると、このような回答がされていました(要約)。
国土交通省の仕様では、各層毎に色を変えるようになっています。
薄い色から濃い色に変えていくのが正しい塗り方であり、中塗りと上塗りの色を同じにしているのは手抜きの仕事です。
①最後に削る検査でばれる
②施工中で手抜きがばれる
③色を変えると、上塗りを丁寧に塗らないとならなくなる
こうした理由から、三流のペンキ屋は、同じ色を塗るのです。
ただ、鉄扉などのように、光沢で塗った箇所が正確に判別できるような物なら、同じ色でも構わないと思いますが、
外壁では、色を変えて塗らないペンキ屋は、手抜きの業者だと断定されるべきです。
中塗りと上塗りで色を変えるないといけないの?
国交省の仕事では、あえて違う色で塗るように指定があるところもあります。
これは、後で検査をするときに見やすいようにするためです。
これが間違っているというわけではありませんし、違う色で塗るもの一つのやり方になります。
そのため、必ずしも違う色で塗らないといけないというわけではありません。
薄い色から濃い色に塗るのが正しい塗り方?
これは正しいです。
中塗りの濃い色から上塗りの薄い色に塗ってしまうと、下の色が透けて見えてしまいます。
そのため、薄い色から濃い色に塗るのが正しいです。
中塗りと上塗りの色が同じところは手抜き業者?
これは、一概には言えません。
先ほども述べた通り、あえて違う色で塗ることで塗った場所を分かりやすくして、塗り残しを防ぐようにする業者もあれば、色褪せたときに中塗りの色が目立たないようにする業者もいます。
そのため、公共工事であれば検査をしやすくするために違う色を塗るように指定しますが、一般住宅であればどちらかでないといけない、ということはありません。
ぜひご覧ください!
実際の動画
https://www.youtube.com/watch?v=PwB7tEy_zcM