【外壁塗装】プロが教えるツートンカラーのコツ・注意点!
2022.01.03
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁・屋根塗装専門店のサニー建設商事です。
YouTubeで動画を更新したのでお知らせです。
現在毎週木曜日と土曜日に更新中です。
動画の概要
お洒落な外壁にするテクニックの一つに、「ツートンカラー」に塗り替える、とうものがあります。
しかし、複数の色で塗り替えるツートンカラーは難しい、と考える方が多いのではないじゃないでしょうか?
やり直しがききづらい外壁塗装において、慣れないデザインに挑戦するのはかなり勇気がいることかもしれません。
そこで今回は、ツートンカラーにすることのメリットやツートンカラーを成功させるためのコツやテクニック、注意点を解説して参ります。
ツートンカラーのメリット
単色の外壁ももちろんオシャレな色の家はたくさんあるのですが、単色場合はツートンカラーに比べて、デザインの幅が少なくなるのは事実としてあります。
一方で、ツートンカラーはデザインの幅が広くなるため、オシャレにしやすくなることがメリットの一つだと思います。
ツートンカラーにする費用
ツートンカラーで塗装をしても、塗装をする塗料のグレードが同じであれば、良心的な業者の場合費用は単色の塗装とほとんど変わりません。
「ツートンカラーの場合、手間賃が2倍必要になります」などと言ってくる業者があれば、注意したほうがいいかもしれません。
ツートンカラーをオシャレにするテクニック
ツートンカラーにおいて最も大切となってくるのは、塗装する色の組み合わせです。
例えば、好きな色だからといって適当に2色を選ぶと、組み合わせた時に不自然な見た目になってしまう危険性があります。
ツートンカラーの色を選ぶときに参考となる考え方として、以下の3点があります。
組み合わせる色の相性を考える
一つ目は、組み合わせる色の相性を考える、というものです。
色の組み合わせには、一定のパターンがあります。
同系色の色を使って調和させるパターンや、テンプレートの組み合わせを選んで特定の雰囲気を演出するパターンなどもあります。
調和する色の組み合わせを選ぶためにも、ツートンカラーでどのような雰囲気やテーマなどを表したいのかを事前に決めておくことをお勧めします。
例えば白の場合、ほとんどの色で調和が可能となるため、組み合わせの色次第で雰囲気が大きく変わってきます。
穏やかで優しい雰囲気にしたい場合は黄色、ピンク、ベージュ系などの組み合わせ、
シャープでモダンな印象にしたい場合は、白と黒の組み合わせ、
北欧風の雰囲気にしたい場合は、白とネイビーの組み合わせなど、
組み合わせる色は、表したいテーマや雰囲気に応じて選ぶようにしましょう。
メリハリをつける
二つ目は、建物全体のメリハリを意識することです。
建物全体にメリハリをつけるには、建物全体の6〜7割くらいを占めるベースカラーを決めて、残りの3〜4割としてベースカラーを引き立てる、または目立たせるアクセントカラーを決めることがお勧めです。
色の配分を半分ずつくらいにしてしまうと、メリハリが薄れてしまい、まとまりのないデザインになってしまう危険性があるため、注意が必要です。
ベースカラーには、アイボリー、ホワイトなどの穏やかな色が使われることが多く、アクセントとしてダークブラウンやネイビーなどの濃い色と組み合わせるデザインがよく使われる色の組み合わせです。
また、ワンランク上の配色のテクニックとして、セパレーションカラーと呼ばれる、3つ目の色をベースカラー、アクセントカラーとは別に1割程度入れる、というものがあります。
セパレーションカラーは、ベースカラーに近い色を選んで全体の調和を取ることもできますが、赤や黒といったインパクトのある色を選んで、差し色として使うことも効果的になります。
塗り分ける位置も重要になってきます。
ベースカラーとアクセントカラーを塗り分けるときの配色の位置は、家の外壁の形によって考えることをお勧めします。
外壁の形を無視して窓のサッシのやや上やど真ん中などの中途半端な位置で塗り分けてしまうと、統一感が失われてしまう可能性があります。
ベランダや外壁といった出っ張った部分や窓サッシの角の部分などに合わせると、配色と色味が調和して、バランスの取れたデザインにになります。
色を切る向きをかんがえる
3つ目は、色を切る向きをかんがえることです。
塗りたい色を塗りたい場所にバラバラに塗っても、オシャレな配色になる可能性は低くなります。
色を切るときに、水平方向に切るか垂直方向に切るかによって、外観の印象が全く異なってきます。
塗り色の組み合わせが決まったら、色を区切る方向を決めることをお勧めします。
動画では、色の区切る方向の例や、ツートンカラーの注意点などについてご説明しています。
ぜひご覧ください!
実際の動画