外壁工事はいつしたらいいの!!?【外壁工事の時期~劣化サイン~】
2021.10.03
目次
はじめに
こんにちは、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
塗装のことならまかせんしゃい!!
と謳い続けて50年。
「外壁に藻が生え始めた」
「色あせしてきた」
そういったご自宅のサイン(兆候)から塗装を含めた外壁工事を決意する方が多いかと思います。
しかし、そういった外観上はっきりわかる劣化サインが出てくる頃には、
外壁材自体の劣化が進んでいることも少なくありません。塗装では修繕できないケースも、、、
今回はそんな【外壁工事の時期~劣化サイン~】にスポットライトを当てて、まるっとご紹介します。
■劣化のサインは大別すると「2つ」
ポイントはずばり「目視」です。
◆目で見てわかる劣化のサイン
◆目で見てもわからない劣化のサイン
この2つの観点を軸に、
どのような状態や箇所が塗装時期を決定づけるのか、
またどのようにして診断するのか、解説していきます
■目視でわかる劣化のサイン
◆白亜化現象(チョーキング)
手で外壁を触って白い粉がつくのは白亜化現象(チョーキング)と呼ばれる現象です。
塗膜が紫外線で風化し、粉状になることで起こります。
機能としては防水機能が低下するので、カビや藻の発生に繋がります。
※白亜化測定テープで白亜化の進行状態を確認する方法もあります。
◆亀裂(クラック)
髪の毛ほどの幅の亀裂はヘアクラックと呼ばれます。
雨漏れの心配がなければ下塗り材を刷り込んで補修することが多いです。
幅と深さによって構造上の問題があるものは構造クラックと呼ばれ、
外壁材と雨漏れ状況に応じて対応する必要があります。
※クラックスケールを用いて亀裂の幅を確認できます。
窓周りは建物の揺れによってクラックが起こりやすいので注意が必要です。
◆シーリングの劣化
サイディングの目地や、外壁材と窓サッシなどのつなぎ目に
充填されているシーリングが劣化すると、収縮や亀裂が入り、雨水の侵入に繋がります。
シーリングが硬くなってくると、サイディングとの間に
パックリ口が開いていることが多く、注意が必要です。
■目視ではわかりにくい劣化のサイン
見えないところで、気づかない間に劣化しているかもしれません。
◆外壁材の水分含有量
雨水の浸み込みや雨水の侵入、内部結露によって
外壁材に水分がどのくらい含まれているのか、含有率を測定して調査します。
※水分測定器を使用します。
◆外壁材の浮きや反り、タイルの浮き
経年で浮きや反りが発生していることがあります。
※打診棒で外壁をなでて、音の違いで確認します。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は【外壁工事の時期~劣化サイン~】にスポットライトを当てて、
◆目で見てわかる劣化のサイン
◆目で見てもわからない劣化のサイン
を確認しました。
まずはお気軽に専門家にアドバイスを求めましょう。