冬場の外壁塗装工事のメリット
2020.12.11
冬場は外壁塗装をするにあたって、日照時間が少ないなどのデメリットはありますが、一方でメリットもたくさんあります。
今回は冬場の外壁塗装を行うメリットをご紹介します。
雨が少なく工事スケジュールが立てやすい
冬は地域にもよりますが、一年を通して比較的雨が少ない季節です。
そのため、梅雨や夏場のように、突然の雨による作業の中断や、長期間の工事延期が発生しにくく、天候や気温の変化さえ予想できていれば、スムーズな工事予定を立てることも不可能ではありません。
日照時間の短さから作業効率が落ちる点も、もとから期間が長くなることを納得できているのと、あとから工事の延長を知らされるのとでは、ストレスの感じ方はまったく異なるといえるでしょう。
乾燥した空気が塗料にとって好条件
先ほど、塗料が使用できなくなる条件として、「気温マイナス5度以下」ということをご紹介しましたが、塗料は「湿度が85%に達しているとき」も、使用することができません。
高すぎる湿度の中で塗装を行うと、塗料の品質が空気中の水分で阻害され、密着不良を起こし、剥がれや縮みなどが生じてしまいます。
一年の中で湿度が高くなりやすい梅雨や夏は、雨が降ると80%付近まで湿度が上昇するため、塗装が行えなくなることがあります。
そのため、空気中の湿度が低く、乾燥している冬は、気温の低さで乾燥に時間がかかる点を除けば、塗り替えに適した季節でもあるのです。
冬はキャンペーンが多い!
冬時期を避けるお客さんが多いので、業者によっては特別なキャンペーンを行っている場合があります。いつもよりお安く工事ができるほか、業者側が他のシーズンよりスケジュール的に融通がきく場合も多いです。
まとめ
屋外作業である外壁塗装工事は、雨や雪などの天気だけでなく気温や湿度にも注意しながら、作業を進めていかなければなりません。
冬場の外壁塗装は、低すぎる気温や雪などの気候が施工の障害になることもありますが、夏に比べると、湿度や雨が原因でスケジュールが乱れにくいというメリットもあります。
季節ごとのメリット・デメリットに振り回されることなく、どのような作業環境化でも、施工方法を工夫して適切な工事内容を提案してくれる、腕のよい職人に依頼することが、冬場の外壁・屋根リフォームを成功させるカギとなるでしょう。