塗装の下地処理についてプロが解説!
2020.06.11
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店、「サニー建設商事」です。
YouTubeで動画を更新したのでお知らせです。
現在毎週土曜日に更新中です。
https://saniken.com/diagnosis/
動画の概要
今回は、外壁・屋根塗装の工程で必須となる下地処理についてまとめた動画になります。
下地処理の出来が塗装の出来に繋がります。
そんな大事な工程である下地処理について、塗装について詳しくない方でも分かるように作りましたので、ぜひご覧ください。
下地処理はいくつかあり、高圧洗浄、外壁補修、シーリング補修、ケレン作業などがあり、今回は一つ人いつ説明いたします。
高圧洗浄
下地処理は、高圧洗浄機で外壁についている、汚れや旧塗膜をキレイに落とします。
高圧洗浄機は汚れだけではなく、古い塗料も落とすほど強力ですが、反面出力を高めすぎると、壁や屋根にダメージを与えてしまいますので、職人が経験で出力を定めます。
外壁補修
年数のたったモルタル住宅などは、クラックと呼ばれるひび割れの発生や、鉄骨であればサビなどが発生しています。
ひび割れはコーキングでうめ、鉄骨のサビはケレンをもちいてサビを落とします。
このように外壁自体にある損傷を補修する作業を外壁補修と言います。
シーリング(コーキング)補修
コーキングにも劣化があり、穴が空いたり、ひび割れを起こしたりします。
作業手順としては、まず古くなったコーキングをカッターなどを用いて撤去します。
古いコーキングを取り除き終わったら、下塗り材であるプライマーを塗布します。
プライマーとはコーキングの下塗り材で、プライマーを塗ることによって新しいコーキングの密着力を高めます。
その後、新しいコーキングを充填していきます。
充填する前に、コーキングの両側に養生テープを貼るのも大切な工程です。
養生テープを貼らないと、溝から溢れたコーキングが外壁に付着してしまいます。
かといって、コーキングの量が少なすぎると空洞ができてしまって機密性が弱まるため、大変な作業になります。
新しいコーキングを充填し終わったらヘラ等を用いて、充填したコーキングを均一にならします。
ならし終わった後は、充填したコーキングが乾かないうちに養生テープを剥がして完成です。
ケレン作業
ケレンとは主に鉄部に対して行う下地処理のことです。
ヤスリや研磨ロン、ヘラなどを用いて塗装面を削る作業のことを指します。
また、鉄部以外にも、雨樋や木部にもケレンを行うことも多いです。
実際の動画