塗装に絶対必要な「養生」とは？『佐賀市開成の塗装現場レポートと解説』

はじめに

こんにちは。サニー建設商事の國分です。
今回は塗装の工程の一つである「養生」について、実際の現場の写真を用いながら説明していきたいと思います。
＊今回は窓の養生に密着です。

実際の現場の写真

マスキングテープを壁と隙間が出ないようにきれいに壁に沿って貼っていきます。

マスカーをマスキングテープの上に丁寧に貼っていきます。
マスキングテープと同じように壁の沿ってギリギリに貼ります。
＊マスカーとは、マスキングテープと養生用のポリシートの機能を持つ塗装の現場でよく使われる養生のための道具です。

ポリシートを広げて窓を覆います。

ポリシートが風で剥がれたりするのを防ぐためにピンと貼った状態で貼り付けていきます。
そうすることで完璧な養生の出来上がりです。

養生ってなんで必要なの？

けど養生ってなんのためにあるのだろうと思う方もいるかもしれません。
確かに窓も開けれなくなるし、壁を塗るだけなのになぜ！？と思う方もいるかもしれません。
しかし養生は必要なのです。
養生が必要な理由それはなんといっても

塗装する箇所以外への塗料の付着を防ぐ！！

そのためにあるといえます。

実は窓だけじゃない！様々な養生

窓以外にも様々の養生があります。
その一例をご覧ください。

足場を覆う飛散防止ネット

上の写真の黒いネットのことです。
これは塗料が飛散することももちろん防ぐことができますが、高圧洗浄による水が周りに飛び散ることも防ぐことができます。そのような点からもこの飛散防止ネットは必要不可欠といえます。

床（地面）にひくブルーシート等

これは塗装する職人の靴についた塗料が床（地面）に付くこと、塗料が床に垂れて汚れることを防ぐためにひきます。

室外機や車のカバー

室外機や給湯器、そして車など家の周りにあるものを塗料から守るためのものです。専用のカバーをつけることが多いです。室外機等はポリシートで養生することもありますが、通気性のいい繊維の専用のカバーもあるので、それを利用した方がいいと思います。

植木や花壇など

植木や花壇なども塗料が付着する恐れがあります。移動させることができるものは移動させます。移動できないものなどはシートで覆うことで塗料の付着等を防ぎます。

気になる養生の金額は？

気になる養生の金額ですが、養生が必要な面積や物は各家々で変わってきます。ですので一概にいくらということは難しいですが、平均的な価格をお伝えさせていただきます。
一般的な住宅（３０平米くらい）で３万円〜５万円くらいをひとつの目安としてください。

最後に

外壁塗装は現在トラブルが大変多いという現状にあります。塗装をお願いする際は養生をしっかりしてくれるか、見積書に記載しているかをしっかりと確認しましょう。
そして、塗装したのに家の周りが汚れてしまった・・・
など、後味の悪い塗装工事にならないように気をつけてください。
佐賀市南佐賀の外壁塗装専門店サニー建設商事の國分でした。