現調に行ってきました! 【佐賀県佐賀市兵庫北 アパート】
2020.01.16
現調に行ってきました
皆さんこんにちはサニー建設です。
今回は先日行った現場調査(以下現調)についての内容です。
現調はその名の通り現場を調査しに行くことです。
お見積りの前に現調をして、お家の状態や構造を確認します。
お家の状況や構造によって、必要な工程が変わって来ます。
壁にクラックと呼ばれるひび割れやボードの剥がれ、瓦の破損などがあればそれに対し適切な処置が必要になってくるからです。
今回は佐賀市兵庫北のアパートを現調してきました。
最後の塗装から〜年が経過しており、外壁の状態はしっかり劣化していました。
劣化箇所について解説していきます。
クラックを発見!
クラックというのは、外壁に見られるひび割れのことです。
クラックはその幅や特徴によりいくつかの種類に分類されますが、これはその中でも構造クラックと呼ばれるものに該当します。
構造クラックとは
構造クラックは外壁表面の塗膜のひび割れとは異なり、外壁内部から割れが起こってしまっている状態です。
建物の構造自体が力を受けたことによりゆがみ、割れてしまっており、早急な点検・補修が必要な状態だと言えます。
原因としては細かなクラックだったものが構造クラックへと進行した、また地震や不同沈下といった外的要因などが考えられます。
どうやってなおすのか
クラックに対する一般的な対処として、シーリング処理が挙げられます。
シーリングはコーキングとも呼ばれ、外壁・屋根のひび割れの補修から始まり、隙間の処理、部材の端末処理、外壁材の繋ぎ目の処理まで非常に広い範囲で使用されています。シーリング処理にはひび割れ防止・建材の固定・雨漏りの応急処置といった用途もあります。
塗膜のはがれを発見!
次に塗膜の剥がれについて解説します。
サイディングボードについて
この塗膜が剥がれているボードのことを、サイディングボードと言います。
簡単に言うと「パネル外壁材」です。この板状のパネル外壁材を貼り付けることで、住宅の外壁になります。
サイディングボードは塗り壁よりも施工期間が短く、安価であるため、昭和50年ごろから急速に成長し、最近では住宅の外壁材の主流になりました。
塗膜の剥がれというのは、塗料と外壁がしっかり密着せず浮いたり取れてしまったりする状態です。剥がれが起きてしまうのは、塗装業者が本来やるべきことをきちんと行わなかった可能性、つまり施工不良の場合が多いのです。
原因とは
浮きや剥がれの主な原因となる施工不良の例について解説します
原因としては以下のものが挙げられます。
・外壁の洗浄不足
・塗料の下塗り不足
・塗料の乾燥不足
・塗料の希釈が不適切
外壁塗装の工程は、足場組み → 外壁洗浄 → 養生 → 下塗り → 中塗り → 上塗り → 仕上げ というふうに進行するのですが、その中でも重要な工程での施行不良が原因となっています。
また、塗料は、適切な量と塗装の方法が定められていて、塗料に混ぜる水などの量も細かく決められています。
どうやってなおすのか
塗膜の剥がれが発生した場合、ごく小さなもの以外は塗装業者に頼んで補修してもらうのが一番良いです。
DIYでも行えないこともないのですが、手間がものすごくかかることと出来上がりの見た目に差が出るためプロに頼むことをオススメします。
塗膜の剥がれの補修は以下の工程で進んでいきます。
1,剥がれた塗膜を取り除く → 2,壁面の洗浄 → 3,塗装
剥がれた部分で塗装した箇所は、どうしてもそこだけ目立ってしまうため、剥がれた部分が多い場合は全体的に塗装することをオススメします。
さにけんにお気軽にご相談ください!
今回の現調での目立った外壁の劣化は上記の通り、クラックと塗膜の剥がれでした。
現調することによって、補修必要な場所があるかどうかや、どのような補修が必要なのかが分かってきます。
プロの目でないと見逃してしまう箇所などを見つけて適切な対処をするためにも現調は大切です。
皆様のお宅にももしかしたらそのように補修の必要がある劣化箇所があるかもしれません。
サニー建設では無料の外壁診断もさせていただいております。
自分ではどのような状態かわからない、どの程度の補修が必要なのか判断が難しいという方がいらっしゃいましたら相談してみませんか?
外壁塗装で地元佐賀市のみなさまに愛されて50年。そんなわれわれサニー建設が誠心誠意みなさまの疑問にお答えします!