【塗装が屋根雨漏り対策!?】塗装と屋根雨漏りって関係あるの?自分でできるチェック方法
2019.11.02
目次
はじめに
こんにちは!
佐賀市南佐賀の外壁・屋根塗装専門店、サニー建設商事です。
みなさん、雨漏りを経験したことはありますか?
経験したことはなくても知ってはいる、という方がほとんどだと思います。
じゃあ雨漏りって、どこから水が侵入してくるのでしょうか?
答えは、「屋根にできた隙間」「外壁にできた隙間」です。
「え、隙間ってあるの?」
と思われた方もいるかもしれませんね。
↓雨漏り修理について気になる方はこちら↓
もちろん、建てられた直後や塗装された直後は、水が入る隙間はありません。
しかし、外壁や屋根は常に外気や雨風にさらされているため、そのままにしておくと劣化してきて隙間ができてしまいます。
そして、その隙間から雨漏りしてしまい、部屋がカビ臭くなったり、シロアリが発生したり、ひどい場合は建築材を交換しないといけなくなったり・・・と、放置していて、いいことはひとつもありません。
じゃあ、屋根や外壁の隙間をなくして、雨漏りを未然に防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
答えは、「定期的に点検し、メンテナンス(塗装)を行う」です。
「なんだそんなことか!」
「そんなの知ってるよ!」
と思われた方もいるかも知れません。
しかし、弊社のお客様の中にも、
点検を定期的にしていれば、劣化は軽度で抑えられた方や、もう少し早く塗装していれば、価格を抑えられたという方は結構いらっしゃいます。
だからこそ、この記事を読んでくださっている方には、雨漏りを未然に防ぐ方法や、自分でチェックする方法を知ってほしいと思います。
「自分の家の屋根がどれくらい劣化しているのか知りたい、、、」
「チェックするにしても、どこをチェックすればいいのか分からない、、、」
という方は、この記事を読んで、自分または業者に頼んで実際に屋根をチェックしてみてください。
※雨漏りの原因は様々なので、塗装すればOKというわけではないですが、対策の1つとしては十分なものだと思います。
塗装が雨漏り対策に果たす役割
上にも注意書きで書きましたが、塗装には 、すでに雨漏りしてしまった部分を改善する役割はありません。
塗装が果たす役割は、あくまで「雨漏りを未然に防ぐこと」です。
下の図をご覧ください。
一般的には、屋根(野地版)の上に防水シート(ルーフィング)を貼り、その上に屋根材を乗せて塗装しています。
塗装とは、瓦や屋根材に塗膜を塗ることであり、雨漏りはその奥の、防水シートや屋根(野地版)の部分で起こります。
そのため、すでに雨漏りが起こった場合は、防水シートの交換などの別の対処をしないといけません。
雨漏りの多くは、防水シートが破れたり劣化したりしていることが原因です。
防水シートが破れたり膨らんだりといったことは基本的にないのですが、屋根材が劣化していて防水シートが雨風にさらされていると、破れや膨れにつながってしまいます。
塗装と雨漏りの関係をまとめると、
屋根材を塗装する
↓
屋根材の劣化を防げる
↓
防水シートの劣化を防げる
↓
雨漏りを防げる
という流れになります。
※雨漏りの原因は防水シートだけではありません。
下でも解説しますが様々な要因があります。
最も重要なことは、塗装をすることではなく、定期的に点検・メンテナンスすることです!
↓雨漏り修理について気になる方はこちら↓
自分でできる雨漏りチェック
この内容を書く前にお伝えしておきますが、弊社は、基本的にはご自分で屋根のチェックをすることはオススメしていません。
屋根に登っての作業は危険を伴うからです。
そのため、屋根をチェックするときは業者に頼むことをオススメしています。
どうしてもご自分でしたい場合は、必ず二人以上で行い、屋根に登る際は、梯子をしっかり固定して登るようにしてください。
屋根材がスレート・瓦の場合
1 ひび割れ
2 スレートの浮き
3 瓦のずれ
スレート屋根の場合、定期的なメンテナンス(塗装や交換など)が必要です。
瓦屋根の場合は、ほとんど何もしなくても大丈夫です。
ただし、台風などで飛んできたものが瓦に当たり瓦が割れることもあるため、瓦屋根の場合でも定期的な点検は必要です。
- 漆喰の剥がれ
瓦と棟(むね)の間には漆喰が用いられています。
この漆喰が剥がれると、剥がれた隙間から雨風時に雨水が侵入します。
2階から見える場合もありますが、見えない場合の方が多いです。
屋根材が金属の場合
- 棟板金の浮き、釘の浮き
棟板金とは、上の写真の棟が金属でできているものを指します。
棟板金や釘の浮きが大きいと強風時に異音が聞こえることがあるのでわかりやすいかもしれません。
確認することは個人でもできますが、修理は危険ですので業者に頼むようにしましょう。
コーキングの劣化や剥がれ
屋根を補強するコーキングが劣化していたり、剥がれたりしていると内部に雨が侵入しやすくなります。
剥げはじめや少しひびが入った状況なら自分でも対処することはできます。
本やネットにもやり方は書いてあると思いますが、自分で修理する場合は自己責任で行うようにしましょう。
しかし、長期にわたりコーキングの劣化や剥げを放置していた場合は、内部まで傷んでいる可能性があります。
そのように劣化がひどい場合や
「やり方がわからない」
「専門の人たちにやってもらった方がいい」
という方は、業者を見つけ依頼した方が確実だと思われます。
谷樋(たにとい)の劣化や不備
谷樋とは、屋根と屋根が複合する部分にある、凹んだ水の通り道のことです(写真の赤丸部分)。
屋根の中では特に雨漏りが発生する可能性が高い部位と言われています。
谷樋は雨水や雪が集中することから水が溜まりやすく、腐食が進行しやすい場所だからです。
経年劣化により樋の歪みや変形から水溜まりができたり、樋の集水器にゴミがたまり排水ができず腐食していくことなど原因はいくつかあげられます。
屋根自体は綺麗で劣化が見えなくても、谷樋が劣化していたり、施工不備によりうまく排水せず水溜まりができていることなどがあるため注意が必要です。
参考までに、弊社が実際に屋根に点検をしている動画を載せておきます。
ご自分でチェックされる際は、この動画を参考にしてみてください。
↓雨漏り修理について気になる方はこちら↓
こまめな点検&メンテナンスが一番
一番の方法は定期点検&定期メンテナンスです。
点検をすることで、異常はないか先に知ることができ雨漏りを未然に防ぐことができます。
屋根や外壁のメンテナンス(塗装)は1年に一度など、定期的に必要です。
雨漏りをしていない場合でも塗装の耐用年数があるため、それに合わせたタイミングで塗装を行っていくのが大事です。
コーキング程度の作業ならご自分でもできるかもしれませんが、塗装など屋根の上での作業は危険ですので、おすすめはしません。
「自分でDIYでやってみたい」
という方は、下の動画を参考にしてみてください。
YouTubeの方に、DIYで行う場合の塗装方法や注意点をまとめています。
おわりに
繰り返しになりますが、一番の雨漏り対策は、定期的に点検&メンテナンスをしておくことです。
雨漏りしてからでは遅いので、早めに対策するようにしましょう。
サニー建設では現在、外壁診断を無料で行っております。
外壁診断時には屋根に登り、2階の外壁や屋根のチェックも行い、その際に屋根の異常や雨漏りの危険性は報告書にまとめ、お渡しするようにしています。
弊社はしつこい勧誘は一切いたしません。
この機会に外壁診断をしてみてはどうでしょう?
外壁や屋根の心配を解決いたします。
↓雨漏り修理について気になる方はこちら↓