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【塗料】UVプロテクトクリヤーとは?単価相場や特長や注意点について解説!

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こんにちは、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」の江川です。

今回は、外壁用クリヤー塗料の一種「UVプロテクトクリヤー」についての記事です。

 

この記事では、

UVプロテクトクリヤーの評判は?

UVプロテクトクリヤーの乾燥時間は?

UVプロテクトクリヤーの耐久年数は?

これらの疑問について説明していきます。

それでは参ります。

 

【参考ページ】

https://bit.ly/3OEGFkG

 

Contents

UVプロテクトクリヤーとは

UVプロテクトクリヤーは、日本三大塗料メーカーの一つである「日本ペイント株式会社」が販売している塗料です。

正式には、高意匠サイディングボード用 セラミック系外壁保護クリヤーという種類になります。

一番の特徴は、油性・水性・艶あり・艶消しなどから選ぶことができ、外壁のデザインや色を活かして塗装する透明な「クリア塗料」であることです。

そのため、今住んでいるお家のお気に入りの外壁デザインをほとんど変えずに済むため、デザイン性の高いサイディングのお家にお住まいの方には、特におすすめの塗料です。

 

下の表は、UVプロテクトクリヤーの概要になります。

水性/溶剤

弱溶剤系

1液/2液

2液

素材 サイディングボード
機能

防藻、防かび、高耐候性、低汚染、
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆

適用下地

サイディング各種(光触媒が施されたサイディングボードには適用できません。)

つや

つや有り、3分つや有り、つや消し
単価相場

約800円〜1200円/1㎡・1回塗り

 

UVプロテクトクリヤーは、日本ペイント株式会社が販売している外壁を守るための塗料です。

一番の特徴は、透明な「クリア塗料」であることですが、 さらに油性・水性・艶あり・艶消しを選べるので、 元のサイディングのデザインや色をそのまま活かすことができるんです。

UVプロテクトクリヤーであなたのお家の外壁塗装をすることで、 お気に入りの外壁のイメージをほとんど変えずに済むので、 デザイン性の高いサイディングであれば特にオススメです。

 

高意匠サイディングボードとは

UVプロテクトクリヤーは、高意匠サイディングボードのお家にお住まいの塗料です。

それでは、高意匠サイディングボードとは何でしょうか?

これは、タイル調や石割調、木目調など、高いデザイン性を誇るサイディングボードのことを言います。

「せっかく好きな外壁デザインのお家に住んでいるから、このデザインを残したまま塗装したい」

という方は、UVプロテクトクリヤーを検討されてみても良いかもしれません。

 

セラミック塗料とは

UVプロテクトクリヤーは、セラミック塗料という種類です。

無機塗料やむきハイブリット塗料とも呼ばれます。

「セラミック」とは、石や砂などのような微粒子の無機物のことを言い、UVプロテクトクリヤーなどのセラミック塗料は、塗料の中にセラミックの粒子や粉末が含まれています。

セラミック塗料には、苔やカビを寄せつけなかったり(防藻性)、紫外線を吸収したりなどの性質を持っていて、外壁の劣化のさまざまな要因から守ってくれます。

 

料金は高くなってしまいますが、長い目で見ると費用を抑えることができるため、お家を長持ちさせたいという方におすすめの塗料です。

 

艶の度合いを選ぶことができる

透明なクリヤー塗料は、艶あり・艶消しにするかで、イメージが大きく変わってきます。

艶ありを選ぶと、日光を反射して輝いて見えます。

逆に艶消しを選ぶと、光沢がなく反射しないマットな印象になります。

 

新築のように綺麗に見せたいなら艶あり、ツヤツヤしたのが苦手だという方は艶消しを選ぶことをお勧めします。

 

UVプロテクトクリヤーの種類

UVプロテクトクリヤーは、耐久年数によって2種類のグレードに分けれます。

それが、UVプロテクトクリヤーと、UVプロテクト4Fクリヤーです。

グレードの違いは、下の表のようになっています。

塗料グレード

耐久年数

アクリル系塗料

約2〜3年

ウレタン系塗料

約5〜10年

UVプロテクトクリヤー
(シリコン系塗料)

約10〜12年

UVプロテクト4Fクリヤー
(フッ素系塗料)

約12〜15年

無機系塗料

約15〜20年

 

UVプロテクトクリヤー(シリコン系塗料)

UVプロテクトクリヤーは、高すぎない価格で10〜12年の耐久年数を誇ります。

耐久性と費用のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れています。

弊社も、外壁のデザインを活かしたい人にはおすすめの塗料です。

 

UVプロテクト4Fクリヤー(フッ素系塗料)

UVプロテクトクリヤーよりもグレードの高い塗料で、12〜15年の耐久年数を誇り、紫外線や風雨などから守ってくれます。

UVプロテクトクリヤーに比べて費用は高くなりますが、長い目で見ると耐久年数が長いことから塗り替えの頻度が少なく済むため、費用を抑えることができます。

注意点として、UVプロテクトクリヤーは艶ありの塗装しかできません。

艶のある外壁が苦手で艶消しで塗装をしたいという方は、UVプロテクトクリヤーを選ぶことをお勧めします。

 

UVプロテクトクリヤーはこんなお家におすすめ

UVプロテクトクリヤーは、おすすめできるお家とできないお家があります。

おすすめできるお家

UVプロテクトクリヤーをおすすめできるお家は、汚れや色あせ、チョーキングといった劣化の少ないサイディングです。

冒頭でも述べた通り、UVプロテクトクリヤーは透明な塗料で、お家の外壁デザインを残したまま塗装することができます。

しかし、逆にいうと、劣化が進んでいる状態の外壁にクリヤー塗装をすると、塗装をしても劣化がそのまま目立ってしまいます。

メーカーは、目安として新築から10年以内の塗装をおすすめしています。

 

おすすめできないお家

先ほども述べた通り、UVプロテクトクリヤーは外壁が比較的新しく、色あせやひび割れ、チョーキングといった劣化があまりない状態の外壁に向いている塗料です。

そのため、劣化が進んでいる状態の外壁であれば、新しい色の塗料で塗りつぶすことをお勧めします。

 

また、前回の塗装を光触媒や無機系の塗料で行なっているお家にも塗装はお勧めしません。

外壁塗装は、古い塗膜が劣化してから行わないと、前回の塗料が残ったまま塗装を行うことになってしまいます。

そうなると、早期の剥がれやチョーキング現象に繋がってしまいます。

同じ理由で、耐久性の高い光触媒塗料や無機系塗料の後にUVプロテクトクリヤーを塗装するとすぐに劣化してしまう可能性があります。

 

 

ご自分のおうちがクリヤー塗装に向いているかどうか分からないという方は、近くの専門業者に外壁診断を依頼して、クリヤー塗装ができるか聞いてみることをお勧めします。

 

弊社では、白亜化等級チェックシートを用いて、クリヤー塗装が可能かどうかを点検します。

白亜化等級チェックシート

 

お家の劣化状態が気になる方は下の画像をタップ!

 

UVプロテクトクリヤーの特長

次に、UVプロテクトクリヤーの特長をご説明します。

外壁の美しさを長持ちさせる耐久性

UVプロテクトクリヤーの種類の箇所でも説明した通り、UVプロテクトクリヤーシリーズはシリコン系の「UVプロテクトクリヤー」と、フッ素系の「UVプロテクト4Fクリヤー」に分けられます。

そのどちらも、※塗料の強力に結合した分子構造と紫外線吸収剤の働きによって、長期間にわたって外壁の劣化を抑えることができます。

UVプロテクトクリヤー 耐久性

 

汚れやカビに強い超低汚染性

UVプロテクトクリヤーシリーズの塗料は、外壁表面に付着した汚れを雨で浮かせて流すことができます。

さらに、防カビ性や防藻性も有しており、カビや藻・苔の発生を長期間にわたって抑えることができます。

UVプロテクトクリヤー 超低汚染性

 

これは、雨垂れ暴露促進試験によっても実証されています。

雨垂れ暴露促進試験とは、屋外で塗板(とばん)を日光に長時間さらし、雨筋状の汚れがどの程度つくのかを目視により測定する試験のことです。

この試験では、6ヶ月間にわたって日光や紫外線に晒し、△Eと呼ばれる数値を比較します。

この数値が低いほど、耐汚染性に優れている事を表します。

この結果、UVプロテクトクリヤーシリーズの数値は、比較した塗料と比べて約5分の1の数値に抑えたのです。

UVプロテクトクリヤー 超低汚染性

 

ここまでの低汚染性を実現している理由は、高い親水性です。

カーボンなどの汚染物質には油の性質があります。

外壁も水を弾くような油の性質(新油性)を持っていると、汚染物質が外壁表面に付着しやすくなります。

しかし、塗膜表面が親水性であると、降雨時の雨水が汚水物質を一緒に洗い流してくれるため、油の性質の汚染物質は付着しにくくなります。

 

UVプロテクトクリヤーの注意点

UVプロテクトクリヤーの塗装には、注意点が3つあります。

 

1つ目は、光触媒のサイディングには適応していない点です。

光触媒処理を施した素材には、塗膜劣化が早まるなどの不具合を生じる場合があるため、塗装は薦められていません。

 

2つ目は、コーキングの上から塗装をすると割れが起こる可能性がある点です。

UVプロテクトクリヤーは、少し塗料の性質として固めになっています。

そのため、外壁の揺れに追従できなくなり、表面の塗膜のみが割れて見た目が悪くなってしまう可能性があります。

ただし、コーキングを打ち変えないままUVプロテクトクリヤーで塗装をする場合は、塗装をしないとコーキングの劣化が早まってしまうため、コーキングの上から塗装を行う場合もあります。

 

3つ目は、乾燥時間を十分に設ける必要がある点です。

UVプロテクトクリヤーは、水洗い後、晴天下にて1日以上の感想が必要になります。

乾燥が不十分だと、サイディングボードに残った水分に影響を受けて、外観状の劣化が目立ちやすくなる可能性があります。

 

UVプロテクトクリヤーで塗装した施工事例

【施工前】

【施工後】

苔の生えた破風板・ブリード現象が起こったコーキングを打ち替え/佐賀市朝日町N様邸 外壁・付帯部・板金塗装

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は、UVプロテクトクリヤーについて

UVプロテクトクリヤーとは
高意匠サイディングボードとは
セラミック塗料とは
艶の度合いを選ぶことができる

UVプロテクトクリヤーの種類
UVプロテクトクリヤー(シリコン系塗料)
UVプロテクト4Fクリヤー(フッ素系塗料)

UVプロテクトクリヤーはこんなお家におすすめ
おすすめできるお家
おすすめできないお家

UVプロテクトクリヤーの特長
外壁の美しさを長持ちさせる耐久性
汚れやカビに強い超低汚染性

UVプロテクトクリヤーの注意点

UVプロテクトクリヤーで塗装した施工事例

 

について説明してきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

以上、サニー建設商事でした。

 

お家の劣化状態が気になる方は下の画像をタップ!

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