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コーキング(シーリング)とは?実際の施工事例をもとに解説!

Contents

はじめに

こんにちは、サニー建設商事の國分です。
コーキングってなんのためにあるか知っていますか?
実はコーキングには防水機能等があり、家を長持ちさせるためには必要なものなのです。
今回はそんなコーキングについて、実際の現場の写真を用いて説明していきたいと思います。

(*コーキングとシーリングは同じ意味ですが、どちらもよく使われていますので同じものだという認識で大丈夫です。今回はコーキングで統一させていただきます。)

 

実際の作業の写真

まずは実際の現場の作業工程を写真にてご紹介いたします。

古いコーキングの除去

カッターなどを使い、古いコーキングを剥がしていきます。
この際、壁に密着しているものまでカッターなどを使い、きれいに剥がすことが重要となってきます。
古いコーキングが残っていると、コーキングの持ちが悪くなってしまいます。
細かいところですが丁寧に作業をするのが大事になってきます。

 

養生

コーキングを打っていく前に養生をします。
養生に関しては、下記ブログに書いていますので気になる方はご一読ください。↓

塗装に絶対必要な「養生」とは?『佐賀市開成の塗装現場レポートと解説』

 

養生の出来が仕上がりの見た目に大きく関係しますので、養生も丁寧さが大事になります。

 

コーキングを打つ

実際にコーキングを打っていきますが、その前に下塗りとして密着性を高める塗料を塗ります。この下塗りもコーキングの持ちを良くするために必須となってきます。
そして写真のようにしてコーキング材を充填します。充填したら、空気が入らないようにヘラで密着させます。

 

テープを剥がし、乾燥させる

テープを剥がし、乾燥させることで完成となります。
とてもきれいになりましたね。
乾ききる前に触らないように気をつけましょう。

 

コーキングはなぜ必要なのか?

コーキングの役割は大きく2つあります。

1つ目は、防水機能です。
サイディングボードやALC外壁の隙間などを埋めるためにコーキング材を詰めます。コーキング材がないと隙間から雨水などが入り込んでしまうことになります。すると、外壁の内部が腐食したり、雨漏りが起きたりしてしまいます。これらを避けるためにもコーキングは必須となります。

2つ目は、衝撃の吸収です。
コーキング材は実は柔らかく弾性があります。この柔軟性で地震などの揺れで外壁にかかる力を軽減させて、外壁のひび割れなどを防いでくれるのです。「いや、全然柔らかくないじゃないか」と思う方もいるかもしれません。確かに柔らかくない状態のコーキングもありますが、それはコーキングが劣化してしまっているからです。次にコーキングの劣化症状とどのような問題があるのかを紹介します。

 

コーキングの劣化症状

コーキングの劣化には主に「しわ」「ひび割れ」「痩せ」「ベタベタ」などがあります。
わかりやすいように劣化症状が激しかった写真でご紹介します。

上の写真のコーキングに小さなシワがあるのがわかると思います。これが「しわ」の劣化症状です。
また、写真上部でコーキングとコーキングの間にヒビが入ってしまっているのが見えると思います。これは「ひび割れ」の劣化症状です。
この写真ではわかりませんが、コーキングと壁の間に隙間ができてしまうことがあります。それが「痩せ」の劣化症状となります。
また、「ベタベタ」はその言葉通り、ベタベタで触ったら変形してしまいます。

これらの劣化症状は全て「コーキングはなぜ必要なのか」に書いた、防水機能と衝撃の吸収機能が損なわれてしまっていることをあらわします。

 

簡単にできるチェック☑

簡単にできるチェクとしては、

  1. コーキングにヒビや隙間がないかを目視で確認する。
  2. 手で触ってみて変形するくらい柔らかくないか、また弾力を全く感じないような硬さではないかを確認する。

があります。どれかが当てはまれば劣化してきていると言えるでしょう。
また、コーキングは耐久性的に10年を目処の交換する方がいいでしょう。

 

費用について

気になる費用は
費用としては目安ですが

打ち替え:900〜1500円/m
打ち増し:500〜1000円/m

打ち替えは、古いコーキングを完全に撤去して新しく打ち直すものです。
対して打ち増しは、古いコーキングの上から新しいコーキングを打ち増しするものです。
打ち増しの方が費用は安く済みますが、持ちはあまりいいとは言えません。
費用をどうしても抑えたい場合、短い期間でもいいから一回補修したい場合を除いては打ち替えをおすすめします。

 

最後に

今回はコーキングについて書きました。
コーキングは塗装をする際には打ち替えをする人が多いです。その理由としては、足場を組まないと作業できないにので、足場を塗装の時に組んだついでに一緒に打ち替えると足場代がかからないからです。また、塗装もコーキングも寿命が10年くらいと耐久年数も近いため、塗装をする頃にはコーキングの打ち替え時期になっているからという理由もあります。そのため、塗装をする際に打ち替えができるように、塗装前に劣化症状がみられたときは補修や、打ち増しで対策して、塗装時に本格的に打ち替えを行うと費用をあまりかけずに家を長持ちさせることができます。

佐賀市の外壁塗装専門店サニー建設商事の國分でした。

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